前回の「その1」に続くシンガポール旅行記の第2弾!
チャンギ空港に到着後、空港のWi-Fi接続方法と現地SIMの選び方についてです。
今回はその旅行の1つ目の記事となります。
チャンギ空港に到着!そして気がついた時差
定刻通りの日本時間1:10頃(深夜)に到着!
深夜に移動するのはコストもかかるし滞在時間も短くなるため、今回は制限区域内にあるトランジットホテルを使用する手配をしてました。
今回手配したのは「アエロテル トランジットホテル ターミナル1」
JALが到着するターミナル1にあるトランジットホテルということでチョイスしてました。
到着時刻からチェックイン時刻を伝えていたのですが、、、アホなよこてっくはここで気が付きました。時差の存在を!
そうです。
飛行機の到着時間はAM1:10というのはJSTで、現地時間は1時間遅いAM0:10なのです!
己のアホさを痛感しつつ、思いもよらずチェックイン時刻まで1時間近くの時間の空白ができてしまいました。。
しかしチャンギ空港は24時間で運用されている空港で幸い時間を潰しやすいところもあります。
ただ空港自体が広いためトランジットホテルの場所も探して彷徨っていたら、結果として思いの外時間を持て余すことはなかったです。
(しかもトランジットホテルは見事、到着ゲートの反対側に位置してました。。)
(しかもトランジットホテルは見事、到着ゲートの反対側に位置してました。。)
ちなみに「アエロテル トランジットホテル ターミナル1」はここにあります。
![]() |
チャンギ国際空港公式ページのMapを使用 |
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チャンギ国際空港公式ページのMapを使用 |
空港のWi-Fiへの接続方法
チャンギ空港には無料のWi-Fiが整備されています。
無事にトランジットホテルまで到着したのですが10分ほど時間があったので、空港のWi-Fiに接続することに。
よこてっくスマホを3つとガラケー1つと機器だけは持ってましたが、下記のようにガラケーを除いて通信できない状況。。
・iPhoneSE UQモバイルのデータプランのためローミング不可
・iPhone5 SIMなし状態(ちょっとレアなSIMフリー)
・Xperia Z3 Compact 0SIMなのでローミング不可(ドコモ版SIMフリー化済み)
・P-02B ドコモのガラケー。
制限区域内でもATMもあって現地SIMが購入できるようでしたが、それに気がついたのは帰国時でいち早くネットに接続するのが急務な状態でした。
しかしそこはチャンギ空港。FreeWi-Fiが整備されています。下記はその接続方法です。
※この方法はSMSの受信が必要なためローミングできる回線が必要となります。
※2018/05/1当時によこてっくが行った方法です。その他の方法や現在方法が変更になる可能性があります。
①Wi-Fiのアクセスポイント「WIFI@changi」を選択
②ログイン画面が表示され「3時間」と「24時間」選択できるので選択する(24時間を選択しました)
③ローミングできる回線の国際番号と電話番号を入力して「GO」をタップ
・Country Code(国際番号):81
・Mobile Number(電話番号):最初の「0」を除いた電話番号。
例)「090-1111-1111の」場合は「9011111111」
④しばらくするとSMSでワンタイムパスワードが届くので、それをOne-Time Password(OTP)に入力
⑤認証されると完了!通信が可能に
無精して英語をキチンと読まなかったので少し時間がかかりましたが、最低限の英語力とローミング回線があればそれほど苦もなくWi-Fiに接続することが可能です。
ちなみに速度は40Mbpnぐらいでるので全然問題なし。ただセキュリティを考えるとVPNを通した方が良いです。
無事にネット接続環境が整ったころにフロントの方が声をかけてきたので「AM1:00にチェックインしようと思っている」と伝えたところ、少し早めでしたが気を効かせてチェックインさせてくれました。
深夜到着便の場合はトランジットホテルが便利
上述でも書いたように今回は深夜移動の面倒さなどを考えてトランジットホテル「アエロテル トランジットホテル ターミナル1」を選択しました。
トランジットホテルはその名のとおり、トランジット客(正確にはトランスファー?)を対象としたホテルですが、私のような深夜到着の人も預け荷物さえなければ、降機後すぐにベットにありつけるためよく使用しているようです。
(私は時差を忘れてしくじりましたが、、)
ここのトランジットホテルはその目的上、「6時間滞在」と「12時間」滞在の時間制での利用となります。
今回は6時間を選択したので、チェックアウトはAM7:00。
その頃にはMRTは勿論、空港内で最低限必要なお店も開いている時間帯となるため都合がよいです。
ちなみに部屋の写真は1つしかないのですがこんな感じ。
NHK Worldを始めTVも見れます |
ベットとTVの他、電源などの最低限の備え付けぐらいで、バス・トイレがないビジネスホテルと同等もしくは一回り小さいくらいでしたが6時間の短期滞在では十分でした。
(外の音がよく聞こえたのですこし壁が薄いのかと)
シャワー室は共用で写真は撮り忘れてしまいましたが、清潔さは空港のラウンジで使用できるシャワーと同等ぐらいで特に不便は感じませんでした。
これで金額は早めに手配したこともあり6,000円程度。
思っていた以上にキレイなこと、また空港ということもありフロントでもカタコト英語でも十分通じること、なによりMRTやバスが動いてない深夜到着時の手軽さを考慮すると悪くない選択肢かなと思います。
シンガポールの通信キャリアと購入について
翌朝イミグレを通過してATMで現地通貨を調達したら、空港から移動することになります。
空港の外はさすがにモバイル通信環境が必要になるためSIMを調達する必要があります。
SIMを購入するにあたり、まずシンガポールで展開しているキャリアですが、下記の3つがあります。
- Singtel
- StarHub
- M1
今回M1は試してませんが、SingtelとStarHubでは通信状況に差はなく、ほぼ同等でした。
キャリアとの契約については、日本と同じ月額のPostpaidもありますが、旅行などの短期滞在者はPrepaidしか利用できません。なのでPrepaidが唯一の選択肢になります。
PrepaidのSIM自体は町中でも売っていますが、空港の両替所などで手軽に入手できます。
MRTなどの移動中に通信できない不便さを考えると空港で購入するのが手っ取り早いです。(特に旅行者向けのツーリストSIMは空港でないと基本購入できないはず)
MRTなどの移動中に通信できない不便さを考えると空港で購入するのが手っ取り早いです。(特に旅行者向けのツーリストSIMは空港でないと基本購入できないはず)
購入自体はとても簡単です。
基本的にはカタログが置いてあるので欲しいものを指差すだけで購入可能で特に苦労しませんでした。(アクティベートをお願いすることも可能です)
基本的にはカタログが置いてあるので欲しいものを指差すだけで購入可能で特に苦労しませんでした。(アクティベートをお願いすることも可能です)
ただ購入は現金のみ、またパスポートを提示する必要があります。
購入したSIM
今回は個人的に海外の通信事情も知りたかったこともあり、2つのSIMを購入しました。
①Singtel(S$38Sチャージ済みのツーリストでないPrepaid SIM)
②StarHub(旅行者向けのツーリストSIM)
各SIMのスペックとしては下記のとおり。
①Singtel(S$38)
SIMの有効期限が180日あり、S$38がチャージされつつ初期(アクティベート後)30日間はシンガポールとマレーシアで3GBのデータ通信が可能。
②StarHub(S$32)
SIMの有効期限は30日で、実質使い放題な100GBの国内通信(12日間)とHappy Romaという3GBのローミング通信が可能です。(S$15版もある模様。そちらはローミングが1GBになりますが国内通信は100GBなので、滞在期間によっては、そちらの方が良いです)
気になる通信速度ですがシンガポールは4G環境が整っています。
今回はiPhone5にSingtel、iPhoneSEにStarHubを挿して使用しましたが、全体的に日本より速度がでて快適です。
今回はiPhone5にSingtel、iPhoneSEにStarHubを挿して使用しましたが、全体的に日本より速度がでて快適です。
写真はSingtel@iPhone5。
古い機種にも関わらず、60Mbpsほどのスピードがでて爆速です!(StarHubも40Mbpsぐらい出てました)
古い機種にも関わらず、60Mbpsほどのスピードがでて爆速です!(StarHubも40Mbpsぐらい出てました)
2つのSIMを使ってみてのオススメキャリアは?
2つのSIMを使い比べましたが、旅行など日本を含めたシンガポール以外で使用を考えると「StarHub」をオススメします。
その理由は「Happy Roma」というローミングサービスです。
その理由は「Happy Roma」というローミングサービスです。
「Happy Roma」はシンガポール以外の国でも通信ができるというローミング機能のサービスでツーリストSIMを購入するとローミング通信も使用できます。(容量は1GBもしくは3GB)
そしてローミングの対象国には日本も含まれています。
また日本以外の主要な国(下記参照)にも対応しているので、例えばシンガポールから他の国に移動する人は追加でSIMを購入することなく使用できます!
【ローミング対象国】
オーストラリア、カナダ、中国、香港、インド、インドネシア、日本、マカオ、マレーシア、ミャンマー、ニュージーランド、フィリピン、韓国、台湾、タイ、イギリス、アメリカ合衆国
各国で接続するキャリアなどの詳細はStarHubのページを参照してください。
ツーリストSIMとしての機能はSingtelと比較して基本的にほぼ差がないですが、ローミングだけは違っていて、Singtelは2つのカテゴリに分かれています。
しかもよく使いそうな国(日本や台湾、香港など)はS$20が別途必要とちょっと残念な感じです。
しかもよく使いそうな国(日本や台湾、香港など)はS$20が別途必要とちょっと残念な感じです。
それに対してStarHubはローミング対象国が多く、国内での通信速度も40Mbpsぐらいでている実用としては十分。
しかもTop Up(チャージ)するとSIMの有効期限を延ばせて、旅行用のSIMとしても使えそうです。
以上のことからシンガポールでSIMを調達するならStarHubがオススメします!
(ちなみに日本だとドコモに接続されて30Mbpsくらいはでます。)
まとめと次回予告
今回はチャンギ空港到着から現地SIM購入までの内容でした。
今の時代、特に1人旅の場合は通信環境は生命線と言っても過言ではありません。
今回2つのキャリアのSIMを使ってみてStarHubのツーリストSIMがベストという結果に辿り着きました。
次回はいよいよEZ-Link カードを購入してからの市内観光となります!
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