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だいぶ時間が経ってしまいましたが、2019年3月にメルボルンに行った時にカンタスのA380に搭乗しました。
エアバス社のA380といえば、残念ながら2021年で生産が終了ということになりましたがANAがハワイ路線で就航させている総2階建て大型旅客機です。
今回はこの大型旅客機の搭乗記になります!
搭乗便について
今回搭乗したのは「シンガポール→メルボルン」のQF36便と、「メルボルン→シンガポール」のQF35便。共に使用機材はA380です。飛行時間は7時間半〜8時間ほど。
東京とシンガポール間が7時間強なので、それより少し長いくらいのフライトになります。
カンタスA380のシートマップ
シートマップはこんな感じです。![]() |
※カンタス航空webサイトにあるシートマップを一部編集 |
メインデッキ(1F部分)にファーストクラスとエコノミークラス。
アッパーデッキ(2F部分)にビジネスクラスとプレミアムエコノミークラス、エコノミークラスといった構成になっています。
ちなみにカンタスは今年末からA380の改修を予定してまして、改修後はアッパーデッキのエコノミークラスは廃止される予定です。
カンタス航空、A380改修へ 全12機、ビジネス・プレエコ増加
JALからは指定できない?アッパーデッキのシート
せっかくの2階建ての機材、乗るならアッパーデッキの方に良いと思って、往路のQF35便ではアッパーデッキ(2F部分)にあるエコノミーの33Aを確保しました。ただこのシートを指定するのにちょっとだけ難儀しました。。
というのは今回はJALマイルでの特典航空券でチケットを手配したので、最初はJAL側で座席指定しようと思ったのですがアッパーデッキの指定ができないのです。。
JALでできないなら、、、ということで、カンタスのWebサイトから指定できるか試したところ無事座席を確保できました。
おそらくアッパーデッキを持つ機材を運用していないJALでは、システム的にアッパーデッキは想定外なのでしょう。
【往路】アッパーデッキのエコノミーはかなりオススメ!
無事にアッパーデッキのシートを確保でき、待ちに待った搭乗です。まずJALでシンガポールまで飛んで、カンタスのラウンジで搭乗時刻まで待ちます。
カンタスのラウンジについては下記の記事でも触れてますが、食事も美味しいとても良いラウンジです。もし機会があれば訪れてみてください。
【2018年シンガポール旅行記①[その4]】チャンギ空港のラウンジを一通り回ってきた
ちなみにこの時のカンタスランジは大混雑でした!
ちょうどこの時間帯はシドニーやパースなどの出発が集中しているようです。
まして今回のメルボルン便のようにA380で運行している便もあると考えますと、、、当たり前ですね。。
搭乗時刻が近づいたので搭乗口に移動。
チャンギにはA380用のアッパーデッキにもアクセルできるボーディングブリッジを備えた搭乗ゲートがあり、そちらからの搭乗となります。
(なので機内の階段を使えなかった。。)
そして乗り込んだアッパーデッキのエコノミーですが、実際に乗ってみてすごくオススメだと思いましたので、具体的なポイントについて紹介したいと思います!
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①アッパーデッキ窓側席にはある小物入れは便利!
シートに座ってまず気がつくのが窓下にある小物入れのスペース。
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アッパーデッキの窓側にはこの写真のように小物入れのスペースがあります。
この小物入れですが、結構な収納力がありまして、下の写真のように少し大きめのボディーバックもスッポリ入ってしまいます。
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この収納スペースおかげで、(床にバックを置かないので)足元は広く使えて、かつ座ったままバックを取り出すことが可能です。
②シート数が少ない故の快適さがある!
アッパーデッキのシート数が少ないことで、メインデッキより快適な面ががります。
まずはCAさんアテンドの手厚さ。
アッパーデッキのエコノミークラスシートは全部で30席のみです。
担当のCAさんはプレミアムエコノミーの35席も含めて担当しますが全65席分を複数のCAさんがアテンドしてくれることになり、340席もあるメインデッキと比べるとCAさんの人数に違いがあれど、やはり手厚さに違いがあります。
メインデッキは機内食が配られるのもすごく時間がかかってしまいますが、アッパーデッキでは時間はかかりません。また機内食の種類の選択についても、英語が苦手な自分にわざわざ中身を見せてくれるなど、かなり丁寧に対応してもらえました。
その後も飲み物のおかわりを聞き回っていたりと、手厚いサービスがアッパーデッキでは受けれることができます。
そしてもうひとつ快適なのがトイレ!
トイレ自体は1つですが、対象となるシートは30席(プレミアムエコノミーは別のトイレがある)となって、メインデッキと比較すると約半分くらいの人数しかいません。
従ってトイレ待ちがあまり起こらないというのは地味だけど、いざという時はすごくありがたいメリットだと思います!
この2つの点において、アッパーデッキデッキのシートはオススメできます。
実際に予約もアッパーデッキのシートから埋まるという感じでしたので、もし改修前に搭乗する機会があるようでしたら、是非アッパーデッキのシートを確保することをオススメします!
メルボルンに到着!
ウトウトとしながら飛行すること 時間、無事にメルボルン、タラマリン空港に到着。
降機する前に機内を写真を撮ってみました。
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アッパーデッキの構造上、どうしても天井に向けてまるく湾曲する形となりますが
かといって頭上の棚による圧迫感もなく「狭いなぁ」という印象はありませんでした。
むしろ30席分のスペースしかないことによる、エコノミーシートスペースの広さのほうが気になるくらいです。
そして降機。
空港にはちょうど前の週末にF1のオーストラリアGPが開催されていたので、F1をピーアルするディスプレイがありました。
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【復路】メインデッキの中央にぽつんとあるスペース?
往路はアッパーデッキでしたが、復路はすでにめぼしいシートが埋まっていたのでメインデッキの69Dを確保しました。
このシートの後ろにはは少し面白いところにあります。
シートマップを見ると分かるのですが後ろの70Dがないのです!そこだけがぽつんとスペースがあります。
他のエアラインのA380 のシートマップを調べてみると、カンタスと同様にスペースのあるものがいくつか見つかります。(ANAのA380にはない模様)
調べてみるとクルーレストの出口になっているとか。。
このシートの後ろにはは少し面白いところにあります。
シートマップを見ると分かるのですが後ろの70Dがないのです!そこだけがぽつんとスペースがあります。
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調べてみるとクルーレストの出口になっているとか。。
復路はこのシートに座ってみました。
69Dは後ろに気兼ねすることなくリクライニングできるシート
この便に搭乗する時はJGCプレミアのステータスを持っていたのでメルボルン、タラマリン空港のファーストチェックインカウンターとラウンジを使用させてもらいました。
(その時の体験は別の記事で紹介したいと思います。)
ラウンジをあとにして搭乗ゲートに向かうとA380が見えました。
ちなみに搭乗ゲートには多くの方が集まっており、機内でも空席は見当たらなかったのでほぼ満席の状態のかと思います。(そのため写真はありません)
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写真が撮れなかったので、似たようなレイアウトのを例に出すとすると、ANAのB737-500の非常口付近のレイアウトに近い感じです。
以前そのその付近のシートに座った時の写真がありましたので貼ってみました。
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B737-500の非常口 |
まさにこんな感じ。
これだけのスペースが空いていると、前のシートがリクライニングしても気にならないでしょう!
小心者の自分にとっては後ろに気兼ねすることなくリクライニングできる点で、なかなかリラックスできるシートでした!
ただ、、飛行中、そこで立ち話する人がそこそこいて、少し騒々しかったですね。。
そこさえ気にしなければ十分快適でした。
せっかくメルボルンに行ってきたのに、何も紹介なしは寂しいので見て回った場所の写真をいくつか。
これだけのスペースが空いていると、前のシートがリクライニングしても気にならないでしょう!
小心者の自分にとっては後ろに気兼ねすることなくリクライニングできる点で、なかなかリラックスできるシートでした!
ただ、、飛行中、そこで立ち話する人がそこそこいて、少し騒々しかったですね。。
そこさえ気にしなければ十分快適でした。
まとめ
はじめてのアッパーデッキの体験でしたけど、いつもより高い視点からの景色や席横の小物入れスペース、(人数が少ないことによる)CAさんのアテンドの手厚さを体験することができました。
飛行機好きとしては一度は搭乗してみたいアッパーデッキ。
今回はそれが達成できただけではなく、アッパーデッキの良さも十分楽しむことができたフライトでした。
A380に搭乗する機会がある際は、アッパーデッキを是非検討してみたください!
アッパーデッキ、オススメです!!
アッパーデッキ、オススメです!!
おまけ
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スカイバス。空港から市街地に行くのに便利 |
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フリンダーズ・ストリート駅からセントポール大聖堂を |
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ビクトリア州立図書館① |
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ビクトリア州立図書館② |
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メルボルンといえばトラム! |
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ロイヤル・アーケードを散策 |
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先週F1が開催されていたアルバート・パークへ行ってきました |
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まだ片付けが終わってなくレースの余韻を感じられました |
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